Windows2003 　
疑問 Windows2003のライセンス認証（アクチベーション）は回避可能なのだろうか？

　SLP（System Locked Pre-installation）を使用する方法！
調査 Windows2003にはライセンス認証（アクチベーション）があり自作パソコンユーザーには何かと不便なのでライセンス認証の回避方法を調査します。(^^;;;

SLPの仕組みはたぶんWindowsXPと同じくブート時に、PCのBIOS情報とメーカー情報(SLP)を比較し、一致する場合にはライセンス認証（アクチベーション）が不要になると言うことです。（一致しない場合はライセンス認証（アクチベーション）が必要(^^;;;）

しかし、メーカー製のWindows2003パソコンはサーバー目的の物がほとんどで、パソコンショップでは全然見かけませんので困ったものです。
幸い、中国の某サイトより　DELL製のWindows2003をゲットしましたのでDELLのDimension4100で確認します。（”Windows Server 2003 6in1 DELL OEM”と言うものです。）

WindowsXPのSLPから予測して
　OEMBIOS.BI_
　OEMBIOS.CA_
　OEMBIOS.DA_
　OEMBIOS.SI_
　SETUPP.INI
この5個のファイルをWindows2003 Enterprise Edition(MSDM版)日本語版に上書きしてインストールします。※OEMBIOS.*のファイルにSLP情報が含まれており、SETUPP.INIにてOEM版Windows2003としてインストールします。

では、インストールします。
おおっ！　ライセンス認証を回避することができました！


結論！
Windows2003のメーカー情報(SLP)もWindowsXPと同じく下記ファイルに書いてある様です。
　OEMBIOS.BIN
　OEMBIOS.CAT
　OEMBIOS.DAT
　OEMBIOS.SIG

<補足1>
WindowsXPの各メーカーのSLPファイル（OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIG）をWindows2003でも使用できるか確認してみます。
とりあえず、IBMのSLPファイルを用意しBIOSに”IBM Corporation”追記して上記同様に試して見ましたがライセンス認証を回避することができませんでした。

<補足2>
ふと、DELL以外のパソコンでSLPを試してみました。
結果は上記SLPファイル（OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIG）+SLPの言葉(Dell Computer)でライセンス認証を回避することができました！
WindowsXPではいろいろと試したSLPの言葉ですが、Windows Server 2003はあっけないですね。(^^)


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